ヒアルロン酸注入によってバストアップ

豊胸術としてメジャーなのは手術によってシリコンや自分の脂肪を挿入し、バストサイズをアップさせる方法です。大きくサイズアップさせることが出来る反面、侵襲ある手術であることに抵抗を感じたり、手術後に熱感や腫れをしばらく感じることを嫌がる方も少なくありません。そんな方にピッタリなのが、ヒアルロン酸などの注入によってバストアップを図る豊胸術です。一般には切らない豊胸術、とも言われている方法であり、注射による施術のため痛みも少なく、日帰りで施術を受けられるので大変人気な施術です。

ヒアルロン酸注入による豊胸術は手術による豊胸とは異なり、期待できるバストサイズの増大は精々１～２カップ分だと言われています。しかしボリュームの足りない部分にのみ注入する、などの量の調節が出来ることが魅力であり、バストを左右対称に整えたい、という方にも人気です。ヒアルロン酸は弾力のある糖質であり、注入して定着すると周囲の脂肪織と大差無い自然な触感となりますので、豊胸をしたことが露見しにくいことも魅力のひとつです。ヒアルロン酸は肌などに存在する成分であり、アレルギー反応などが起こりづらいことも魅力のひとつです。

ヒアルロン酸は注入した傍から身体に吸収されていくため、注入したヒアルロン酸が全てバストに定着してくれるわけではありません。一度注入したとしても1年か2年の時間をかけてゆっくり少しずつ吸収されて、バストアップした分が失われてしまいます。吸収されるヒアルロン酸は人体に害をなしませんが、美しい形のバストを保ちたいのであれば定期的にヒアルロン酸注射を受けてバランスを整えるなど、メンテナンスは欠かせないと言えるでしょう。