美容皮膚科のトリセツ

シワや毛穴に悩む方にはダーマペンがオススメな理由とは

診察

ダーマペンとは皮膚科で受けることのできる肌再生治療の一種です。髪の毛よりも細いとされる微細な針を使用して、肌に小さな穴を一時的に開けます。こうすることによって、肌の自然治癒力を向上させることを狙います。具体的にはこの治療をすると、コラーゲンが増えたり、ヒアルロン酸や成長因子を直接注入できるので、ニキビ跡やシワ、毛穴などの問題が改善することが可能です。ダーマペンの先端には、微細な針が数十本装着されていて、その針の長さを調節しながら治療することで、細かく有効成分を浸透させることができます。また、針が微細なこともあって、肌へのダメージが抑えられるというのも特徴の一つです。

施術をしたい場合は、まず皮膚科などの実施している病院で診察を受けます。肌へのダメージが軽減されているダーマペンでも適応しているか否かというのは人それぞれ違うためです。施術が受けられる人は、洗顔をしてメイクを落としてから麻酔クリームを顔全体に塗布します。麻酔が完全に効いたら、クリームを除去して有効成分の塗布を開始します。そこからダーマペンを使って施術するというのが一般的な治療の流れです。病院によっては、この後にパックやクリームを使って冷却や保湿もおこないます。

ダウンタイムが短いダーマペンですが、治療当日後のメイクは厳禁です。最短で翌日からメイクはできますが、個人差もあるので数日は余裕を持っておいたほうが無難です。また、赤みやむくみが目立ってしまう人もいるので、事前にある程度の注意も求められます。激しい施術を要望すると内出血のリスクもあります。ダーマペンは継続的な治療が不可欠とされていて、だいたい1ヶ月に1回のペースで半年間に渡って治療をおこないます。